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麻酔について考えてみました [考えたこと・感じたこと]

手術の直前まで・・・いや、今でも、麻酔についてよく考えます。

私は全身麻酔だったのですが、「全身麻酔と腰椎麻酔、どちらか選ぶということだったらどっちにしたんだろう?」ということです。
全身麻酔で良かったというのが正直な感想ですが、でも、やっぱり腰椎麻酔の方が良かったのかなあ・・・と逡巡してしまいます。


【全身麻酔で良かった点】
1.何も見ず(恥ずかしいポーズ、ライトに映る手術の風景)・聞かず(手術のときの音、医師の会話)、感じず(余計なことを考える、見たり聞いたりした内容でよからぬことを考える、怖くなる)で手術ができた

2.麻酔をするときに痛くなかった


【腰椎麻酔の方が良かったのではないかと思う点】
1.費用が安い

2.麻酔覚醒から離床までの時間が短い


悪い点については、全身は腰椎の、腰椎は全身の真逆になります。

こうやって文字で書いても、やっぱりどっちが良かったのか決められません。
私の重視するポイントは、全身麻酔の1.と、腰椎麻酔の2.です。同列なんですよね。

手術中に意識があるのは、ポーズがかなり恥ずかしい、聞く音が怖い、不安になる、などかなりイヤです。
でも、それを「我慢できること」としてしまうと、安い費用で行える腰椎麻酔になってしまうのですね。
我慢できるのか・・・?と自分に問うてみても、「それぐらいは我慢しなければいけないことだ」と割り切ることはできません。
「我慢できないなんて甘い!そんな軟弱なことではいかん!」と喝を入れてみても、やっぱり割り切れません。

全身麻酔は怖い・痛い・つらいなどの精神的負担を取り除いてくれますが、精神的負担を除外すれば腰椎麻酔の方が良いのでしょう。


消化器外科の看護師の姉は、「全身麻酔なんて考えられない。腰椎麻酔で十分だ。」と強く言いますが、でもね・・・やっぱり全身麻酔がすごく楽だったのですよ。
入院も手術も初めてだったこともあったのか、手術直前まですごく緊張してると感じていたので、メインイベントの手術のときの精神的負担が軽かったのは救われました。

見ること・聞くことが嫌なのではなくて、一番嫌なのは手術中のポーズかもしれないなあ。
もしも腰椎麻酔だったら、手術中に泣いちゃったかも、という思いもちらりとw

でも、やっぱりこんな軟弱なことではいけないのでしょうか・・・
もっと精神を強く持って、腰椎麻酔でも軽々手術に挑めるようにならなければいけないのかしら?
「次回までにはそれぐらい強い精神力を養っておこう!」という鍛え方はいやだなあ、とも思うしw

「どちらか選ぶということだったらどっちにしたんだろう?」・・・いまだに選べません。
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