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入院3日目(退院当日) [入院中]

手術後1日目(手術翌日)。入院3日目。

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6:00 起床、検温、バイタル測定
7:30 朝食(小さいコッペパン2個(90g)、マーガリン、ママレード、ソテー卵とじ、オレンジ2切れ、牛乳180g)
9:30 医師が来て「退院、どうする?」と聞かれる。もちろん、「退院したい!」
9:50 処置室で退院のための診察(止血のガーゼを膣から取り出して出血を確認)
9:55 退院準備開始(医師から経過と状態の説明、薬の処方、退院後の説明)
10:50 退院準備ほぼ完了、残すは会計のみ
11:10 師長が会計を持ってくる
11:50 窓口で待つこと40分、やっと会計終わり(窓口が12時までだったので、あせってパジャマで行っちゃったよ(泣)
11:50~12:10 荷物撤収
12:10 退院
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朝、担当医師が「明日でもいい?」なんて寝ぼけたことを言いましたが、「今日退院したい退院したい退院したい・・・」と訴えた結果、退院のための診察をしてくれました。

経過は良好。良好の理由としては、

・切除した部分の出血が止まっている
・前日夕食から常食を食べている(夕・翌朝ともに全摂取)
・お小水の管が抜けて普通に歩いている
・尿が自力で出ている
・バイタル(血圧、体温、脈拍、呼吸数)が安定している
・その他、普通に生活している

だそうです。

出血以外は、気合と思い込みでなんとかなるか・・・と思っていましたが、出血はねぇ。
アニマル浜口に気合を入れてもらっても、止まらないものは止まらない。
「まだ出血してたらどうしようどうしようどうしよう(無限)」でしたが、「一応、出血も止まって、うす~いカサブタの一歩手前みたいなのができてるから、まあ大丈夫でしょう。」との結果で、めでたく退院許可が出ました。

退院ですよ!ばんざい。

目標を上回る、2泊3日での退院となりました。やったぁ。

退院時に処方された薬は、

・抗生物質 ・・・ フロモックス 100mg 5日分(但し、手術日 夜から計算)
・解熱鎮痛消炎剤 ・・・ ロキソニン 60mg 14錠
・消化性潰瘍用剤 ・・・ セルベックス 50mg 14錠


2週間後に、外来受診です。そこで、入浴等の許可の判断と、今回の手術で切除した部分の病理の結果がわかります。
病理の結果で、まだ癌が取りきれていなければ、次の治療をしなければなりません。
でも、根拠の無い思い込みと気合(頼むよ、アニマル)で、絶対取りきれてることでしょう。


病院からもらった、「退院後の生活について」の説明書です。
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退院後の生活について

手術の後は性器出血が約1週間ほど続くことがありますが心配いりません。出血量は次第に減少しますが、以下の場合には病院に連絡して下さい。

・出血量が多い場合
・38℃以上の熱が出ている場合
・腰痛が強い場合
・異常を感じましたら

1.日常生活は、退院翌日から少しずつもとに戻すようにしましょう。
2.退院後の外来受診の結果で、入浴と性交渉の許可が出ます。それまでの間は、シャワーや洗髪は可能です。ですので、入浴・性交渉は、次回の外来まで、おやめ下さい。
3.手術したことでの食事の制限はありません。消化の良い物をバランス良く摂取するように心がけて下さい。
4.旅行・職場復帰なども退院後の外来受診で医師に相談してみてください。自転車に乗る時期についても相談してみて下さい。
5.退院時に処方された薬は、鎮痛剤・抗生剤・胃薬です。大切な薬ですので、必ず内服するようにして下さい。また、痛み止めも持ち帰っていただきます。痛い時に内服して下さい。次に内服する時は、6時間以上あけて内服するようにして下さい。

上記の症状出現の時やその他、退院なさった後にきになることがありましたら、下記までお気軽に電話して下さい。
<電話番号:代表、婦人科外来、救急外来  受付時間>

次回外来受診日は <外来受診 予約日時> <主治医名>

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「上記の症状」は、感染症の症状です。感染症怖いからね~。退院後は、出血よりも感染症に注意!ですよ。


あと、個人的に医師から聞いたことは、

Q.4日後に車に2~3時間乗るのですが、大丈夫?
A.大丈夫でしょう。様子を見て、つらかったら休みながらね。

Q.ジョギングや腹筋はいつからできますか。
A.術後1週間くらいかな。1週間じゃちょっと早いかなー・・・まあそれぐらいで。

Q.くしゃみは注意した方がいいですか。
A.(笑って)普通でいいです。

Q.外陰部が痛くて、排尿時にすごくしみるのですが・・・
A.あー・・・それはしょうがないなあ。ちょっと我慢して。

Q.あとは?
A.あんまり出血するようなところも切ってないし、カサブタもできかかってるから、出血は大丈夫だと思うよ。でも、抗生剤だけはちゃんと飲んでね。感染しちゃうから。

こんな感じです。
飲酒については、2~3日は控えろって言われると思って、わざと聞きませんでした。えへへ。

「退院後の生活について」は、看護師さんが読んで説明してくれたのですが、新人さんだったので「性交渉」が恥ずかしくて読めなかったようです。
かわいそうだったけど、慣れて下さい・・・。婦人科では避けて通れませんからね。

入院費は 58,700円でした。
・入院 2泊3日(食事 4回)  ・手術 円錐切除術  ・麻酔 全身麻酔
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入院1日目 [入院中]

入院1日目(入院当日)。

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12:40 昼食(鶏のつけそば、煮豆、キャベツの甘酢あえ)
14:30 検温
15:00 下剤服用
15:30 剃毛
17:00~17:30 入浴
18:00 夕食(米飯(200g)、すずきバター焼、ブロッコリー、生揚味噌炒め、とろろ昆布の清汁、りんご)
20:00 検温、浣腸
21:00 検温、消灯
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午後は空いている時間に、病院内の売店(コンビニ)に手術に必要な物品を買いに行きます。
買わなきゃいけなかったのはT字帯だけ。他は持参したもので足りました。
T字帯って、父親の手術のときに見たことはあったのですが、着用するのは初めて。
薄い晒生地の越中褌みたいです。

夕方、別の科に勤務している、姉の友人が私を探して来てくれました。
勤務中で忙しいのに・・・ありがとうございます m(_ _)m
談話室で少しお話をしました。
病院関係者なら知ってるかも・・・「同室の方が全員、カーテン全開なんですけど・・・ここはそういう決まりなのですか?」と聞いてみると、
「えっ?そんなことないと思うよ・・・。前に知り合いが入院したとき、別の科だけど病室に行ったときは、普通に閉まってたよ。全開はつらいでしょう。」
「よかった。閉めてもいいんだ(笑。私は閉めたいんですが、きっかけがなくて・・・閉められないから病室にいづらいんです。」
「『失礼しま~す』とか言って、さっと閉めちゃえば?大丈夫だよ。」
この一言で、すっかりブルーだった私の気持ちも一気に晴れました。
本当にありがとうございます。

お風呂に入った後、身支度をするふりをして、すっと閉めちゃいました。
だいぶ気持ちが楽になりました。

21時以降は禁飲食です。
明日の夕方、全身麻酔が冷めて飲水解禁になるまでは何も口にできません。
夜、のどが乾かないように、がっぽがっぽ水を飲んでおきます。
明日の朝からは点滴で水分が補給されるのですが、夜~朝は水分無しですから。

指定された時間以外は、所在ないので病院内をうろうろしたり(着替えていなかったので普段着のままでした)、談話室でお茶を飲んだりして過ごしました。

今日のメインイベントは、浣腸系です。
服用した下剤は、スポーツドリンクみたいな飲み物で紙コップ一杯でした。ちょっとどろっとしてましたが、普通に飲めました。
「すぐに効くようなものじゃないですよ」と言われた通り、全然便意はきませんでした。
そしてついに、初浣腸です。
グリセリン?なのかしら?(根拠無し)、鶏卵くらいの大きさの量の浣腸容器に入ったものを、横を向いて体をくの字に曲げ息をふーっと吐き力を抜きながら、看護師さんにちゅーっと注入してもらいます。

浣腸を抜いた後、ガーゼをあててもらい、「これはすぐに効いちゃいますからね」と、すぐにトイレにいくように指示されます。
「できるだけ我慢した方が効果的なんだけど、多分できないと思うのでできる範囲でね。」と笑いながら言われました。
意外に我慢できた・・・ような気がします。
時間は結構かかったけど1回で出きっちゃったので、終わったあとはすっきり。
病室に戻ってまたトイレに行って・・・を何回も繰り返す人が結構いると聞きます。それはつらそうだなあ・・・

最初の検温で、少し微熱が出ていました。
風邪気味でのどが痛かったから、そのせい?でも、発熱しちゃうと手術できないのかなあ・・・それは困る!!
気合で熱を下げる!と思ったのですが、結局、消灯時の検温でも37度1分で下がらず。
明日もっと上がってたらどうしよう~~~。

消灯時間です。
同室の人は、みんなテレビを見ているみたいで、カーテン越しに光がちかちかしています。
私はテレビを見る気もしなかったので、目をつぶって寝よう・・・と思うのですが・・・眠れません。
昼間、看護師さんから「眠れなそうだったら早目に言ってくださいね」と言われたのですが、まさか眠れないことはないだろう・・・と油断していました。
まさか、本当に眠れなくなるとは・・・

消灯後の看護師さんの巡回のときは、じっとして寝たふりです。
目をつぶって少しうとうと・・・とするのですが、すぐに頭がはっきりしてしまいます。

そんなことを繰り返しているうちに、だんだん外が白んできました。
もうすぐ起床時間です。
ついに手術だなあ・・・
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入院生活のスケジュール [入院中]

<1日のスケジュール表>

05:30 採血
06:00 起床
07:30 朝食
09:30 点滴・駐車
10:00 処置:ガーゼ交換
12:30 昼食
13:00 休日の面会時間開始
14:00 検温
15:00 平日の面会時間開始
18:00 夕食
19:00 面会時間終了
21:00 消灯

*夜間も病室に定期的に伺います。
*検温・回診・処置時にはベッド上で安静にしてお待ち下さい。
*時間は前後することがありますのでご了承ください。


<1週間の予定表>
月 教授回診(午後2時頃~)
火 シーツ交換(午前9時頃~)
日 体重測定・血圧測定

*入浴は1日おき(但し手術を翌日に控えている患者様は入浴日以外も入浴できます)
*日曜の入浴はできません
*入浴の時間指定はできません。看護師が時間をお知らせに参ります。
*体重測定は朝食前に測って下さい(7時頃)
日曜日、外泊に行かれた場合には、帰院された翌日に測定をお願いします。


<面会時間>
平日 午後3時~午後7時
土日祝祭日 午後1時~午後7時


<検温について>
・電子体温計をお配りしていますので、必ずベッド上で音が鳴るまではかってください。
・午後2時の検温以外にも、治療前・中・後や異常な値が出た場合には臨時で検温を行います。
・午後2時の検温時には、排便・尿の回数を伺います。前日午後2時~当日の2時の24時間で教えてください。
・食事量も伺いますので覚えておいてください。


<食事について>
・歩ける方は食後、配膳車まで下膳をお願いしています。
治療食の方は治療食以外の物は食べないようにして下さい。
・患者様の出前の注文は禁止しております。
・食前に配茶を行ないます。備え付けの給茶器もございますので、ご利用下さい。(検査・治療により食事・飲水制限がありますので注意してください
・食事の形態の変更をご希望の方は、ご相談下さい。


<入浴について>
・お風呂場とシャワー室がございます。
・入浴時間は午前10時~午後6時までです。(月・水・金曜日は、午前9時から順番表を記載したホワイトボードをドアにかけておきますので、各自でご希望の時間帯に自分の名前・部屋番号をご記入下さい。)
・手術後の入浴やシャワーは、術式や傷の状態等、個人差がありますので、その都度、医師・看護師よりご説明致します。不明の場合には、医師・看護師にご相談下さい。
・入浴できない方は、毎日午前中に体を拭く準備をしてお部屋に伺います。ご自分でできない背中等はお手伝いいたしますので看護師に声をかけて下さい。


<その他>
・病室の入り口に、ハンドクリーンという消毒薬があります。入室の際には、手指消毒をお願いします。
・カーテンは開放して、カーテンレールに物をかけないで下さい。
・他科受診を御希望される場合には、医師または看護師までご相談下さい。
・診断書を御希望される場合には、医師または看護師までご相談下さい。
診断書の記入は時間が掛かりますので、お早めにお申し出てください。また、診断書の受け付けを2Fの婦人科外来の窓口で預からせて頂いています。受け付け時間は、午後2時30分から午後4時30分までです。
内服されている薬がありましたらお知らせ下さい
・月末に冷蔵庫の整理や霜取りを行うことがあります。行う際は、事前にお知らせ致しますので、御協力下さい。また、冷蔵庫に入れるものには、間違わないようにする為に名前の記載をお願いします。
内服薬がある方は、食前(6時・11時30分・17時)に看護師が確認に参りますので、テーブルの上に出しておいてください。食後、内服し終わった薬の空は捨てずにテーブルの上に置いておいてください。看護師が確認に参りますので、その後空を捨ててください
コインランドリーのご利用時間は午前6時~午後9時までです。
公衆電話のご利用時間午前6時~午後9時までです。周りの方のご迷惑になりますので、時間はお守り下さい。夜間、電話をかける場合には、1階に公衆電話があります。長電話はご遠慮下さい。病棟から長時間抜ける際には、ナースステーションに声をかけてください。
治療・検査の際には、リストバンドにて確認させて頂いていますので、必ず着用下さい。




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【手術を受ける患者様へ】

*手術前日
・入浴、洗髪、爪切り、ひげそりをして頂きます。入浴のできない方やご自分で出来ない方は看護師がお手伝い致します。
・整髪料は使用しないで下さい。
・マニキュアを付けている方は落して下さい。
・入浴後あるいは当日の朝、足の裏にご自分で指名を記入して頂きます。出来ない方は、ご家族あるいは主治医が記入します。
・手術を担当する麻酔科医師と手術室看護師が、お部屋に伺い麻酔等の説明をします。
・眠れない方はお知らせ下さい。
・手術に必要なものは前日までに準備し、お名前を記入して下さい。


*食事について
8月7日の夕食までは食べられます。
・食べ物は、夕食以降は口にしないで下さい。
・飲み物は、夜の9時までは飲めます。
・のどが乾いた場合は、うがいや歯磨きをして下さい。
夜9時以降は、食べたり飲んだりできません。


*手術当日
当日は、禁飲食および禁煙です。
・起床ごは、洗面と歯磨きを行って下さい。
手術室へは、x時x分頃手術室から呼び出し後に向かいます。
x時x分(注:時間記入無し)頃までにトイレを済ませ、手術着とT字帯に着替えてください。

入れ歯・指輪・ネックレス・時計・眼鏡・コンタクトレンズ・補聴器・ヘアピン・金属カツラなどは必ず外して下さい。
貴重品は、必ず金庫に保管するかご家族に預けて下さい。


*ご家族の方は、病棟のロビーか病室でお待ち下さい。
  手術中に病棟を離れる場合は、必ず看護師にお知らせ下さい。


*手術後
手術後の飲水や食事の開始・安静については、医師の指示に従って下さい。

・状態に応じて痛み止めを使用します。痛みは我慢せずに看護師にお知らせ下さい。
・手術初めて身体を動かしたり、移動する際は、看護師が付添い又は介助しますのでお知らせ下さい。

xx大学医学部附属病院 看護部


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【手術を受ける方へ】

1.用意していただく物
・腹帯 1枚
・お産パット(中) 1枚
・T字帯 1枚
・ストロー 1本
・ティッシュペーパー 1箱
・前開きの寝巻き 1枚
・タオル 2~3枚
★バスタオル 1枚
・下着 1枚
★ナプキン 数個

★印のものは手術直後に使うため、前日の夕方までに看護師さんに渡す


2.手術までのながれ
・主治医の指示により下剤の内服、及び浣腸を行います。
 手術前日 午後3時 下剤内服、午後8時 浣腸
 手術当日 午前6時 浣腸
・手術当日、髪が長い方はヘアピンを使わずゴムでまとめて下さい。
・8月8日 9時頃に点滴を行いますので、術衣に着替えておいて下さい。
・手術室に入る時刻の10分前に病棟を出発します。それまでにお手洗いを済ませ、T字帯の着用をお願いします。

3.手術後
・術後、リカバリー室またはお部屋に戻ります。(リカバリー室に入られた方も翌日以降にはお部屋に戻ります)
・痛みが強い場合は鎮痛剤を使用します。
・主治医の指示により、術後2時間後に採血をすることがあります。
・主治医の判断で通常翌日には飲水・食事が開始となります。
・お小水の管が入ってきますが、通常翌日には抜けます。
・術後7日目に傷口の抜糸を行います。
・シャワー、入浴に関しては主治医の許可にて開始となります。

※分からないことや不安などがありましたら、ご遠慮なく医師・看護師までお尋ね下さい。
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入院当日 [入院中]

ついに、入院日がきてしまいました。やっぱりどきどきしますね~。

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09:50 病院到着
10:00 入退院受付にて入院手続き
10:30~10:40 麻酔科医より麻酔の説明
11:00~11:05 担当看護師より入院に関する説明
11:55~12:15 主治医より手術の説明

※昼食以降は、記事「入院1日目」にて
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病院からの指示書には、
「入院日当日は、10時にご家族の方と一緒に印鑑を持って、入退院受付にお越し下さい」
とありましたので、夫に同伴してもらい10時ちょっと前に病院到着。
病院へは、夫の運転する車で行きました。
入院荷物は、衣類など身の回り品を入れた大きめのトートバッグと、本やレース編みの道具など趣味用品を入れたショルダーバッグの二つ。

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<入院案内 - 入院時にお持ちいただく書類等>
1.健康保険証
2.診察券
3.入院保証金 5万円
4.印鑑
5.入院証書 連帯保証人のサイン&捺印有り
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入院案内で指示された通りの書類等を受付で提出。
あと、事前に取得しておいた「健康保険限度額適用認定証」も提出します。

部屋は婦人科病棟の6床室になりました。
室料差額がかからない6床室か8床室を希望していたので、よかった~。
この病院は、婦人科と産科の入院病棟が別なのですが、婦人科病棟がいっぱいの場合は産科病棟になるかも・・・と事前に言われていたのですが、こちらもめでたく婦人科病棟に入れて良かった(^_^)。

入院診察券を渡され、氏名・生年月日などが記入されている切らないと外せない入院患者バンド(正式名称わからず(^ ^;))を手首にパチンとはめられました。
あぁ・・・この瞬間から、私は入院患者・・・

婦人科病棟のナースステーションに行き、入院診察券を渡すとすぐに病室へ案内されました。
病室に入った瞬間、驚きの光景を目にしました。
病室の全ベッドのカーテンが全開です。
空きベッドが多いのかな?と思いましたが、1つを除く全てのベッドに人が座ったり寝たりしています。満床だよ!
一瞬呆然としてしまいましたが、我に返り、「こんにちは」と同室の方にご挨拶をしながら一番奥の窓際の空きベッドに向かいます。
注意事項や1日・1週間のスケジュールが書かれた紙を渡され、「担当看護師が来るので待っていて下さい」と言われ、看護師さんは退出。

あれ?6床室なのに、私を入れて8人いるよ?
どうやら、他の病室の入院患者さんが遊びに来ているらしい。
カーテンが全開なので、病室の方と遊びに来ている方の全員で普通におしゃべりしています。
ここはそういう病院なの?それともこの病室だけ?
私はなるべくプライバシーを確保したいので、カーテンを閉めて自分の世界に浸りたかったのですが・・・どうしよう・・・
この時点でかなり暗い気持ちになります。
待っている間も、みなさんが全開なので、ひとりだけカーテンを閉めるわけにもいかず、すごく居心地が悪い。

主治医の手術説明には家族が同席して同意書などにサインをしなければならないので、それまでは夫も帰れずでかわいそう。
待つこと30分、10:30に麻酔科医が来て、麻酔の説明がありました。
担当看護師、まだ来てないんですが・・・医師が先に来ちゃったよ(笑。
10分ほどで説明は終わり、またもやぼーっと待つ体制。
11時少し前に担当看護師が来て、事前に渡されていた生活習慣や自分の性格などを記入する、「入院される方へのアンケート」を渡します。
今日の予定などの説明を受けた後、主治医の手術説明は何時になりますか?と聞くと「わかりませんけど・・・希望とかありますか?」
早く終われば夫は午後から出社できるので、できれば午前中にお願いします、と伝えます。
病室はしんどくなってきたので、病室のすぐ前にある談話スペースでぼーっと座りながら主治医を待ちます。
もうすぐ12時になろうかという11:55、ようやく主治医が来ました。

まさか病室で説明を・・・と恐怖していると(カーテン全開でみんなに聞こえまくりだよ!)、そんなことはなく、ナースステーションに移動しました。
病院によっては、説明するための小部屋がいくつかあるのですが、この病院は説明する部屋がないのですね。

20分くらい手術の内容やリスク、後遺症などを説明され、手術同意書、輸血同意書、その他の同意書など数枚を渡されました。
特に初耳のこともなく、ほぼ予想通りの内容。

以下、医師とのQAの抜粋です。

私「いつ退院できますか?」
医「経過がよければ、最短で・・・手術の2日後かな。経過が良ければの話だけどね。普通は手術後3~4日だね。」
私「手術の翌日は無理ですか?」
医「それは無理(笑。」

私「輸血したら術後に教えてもらえますか?」
医「それはもちろん。輸血はもちろん、何をしたか全部説明しますよ。」

私「円錐切除した部分は、治るとどうなっちゃうんですか?傷口が盛り上がって元通り・・・にはならないですか?指みたいに(笑」
医「(笑いながら)少しは盛り上がるかもしれないけど、切ったまんまだね。」

私「切除部が治るとき、子宮口が癒着しちゃってふさがっちゃうことはありますか?」
医「それはあるかもしれない。その場合は細い管を通して子宮口を作る処置が必要です。でも、まず大丈夫ですよ。」


説明終了後、病室に戻って同意書にサイン&捺印しまくりです。
私は家族の入院に何度か立ち会っているのですが、この「同意書サイン&捺印」でいつも不思議に思うことがあります。
家族がいない人はどうするのだろう・・・
例えば、子供も配偶者も兄弟もいない、高齢者。
若い人は親がいるだろうし、子供がいない中高年だって配偶者か兄弟はいる場合が多いだろうけど、親兄弟が死亡してしまった高齢者の場合はありえるのではないかと思います。
親戚っていっても難しいと思うのですが、そういう場合はどうするのだろう?
看護師の姉に今度聞いてみよう。
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